ー2022年5月12日公開ー
皆さん、こんにちは!HIS法人マーケティングチームです。いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。
60分のセミナーに参加するのは難しい、でも知りたい。
そんな忙しいビジネスパーソン向けに「セミナーの内容をおすそ分け」。概要を理解するために「60分セミナーを3分で掴む!」
第5弾となる本コラムでは、2022年4月20日に開催した「イタリア渡航セミナー」の内容から、一部を抜粋してお届けします。
現在のイタリアの様子、Milano Salone(ミラノサローネ) 2022の情報などをお届けします。是非、最後までお読みください!
※セミナー開催時(2022年4月20日)の情報です。

イタリアへ渡航するには?
まずは、イタリア入国の条件を確認しましょう。
現在、日本からイタリアへ渡航される方の準備はこちら!
- COVID-19グリーン証明書
(ワクチン接種証明、治癒証明、陰性証明のいずれか一つ)
上記の提示で到着後の隔離は不要となります。
提示ができない場合は、入国後5日間の自己隔離、終了時に陰性証明の取得が必要です。
渡航手続きの詳細は、在イタリア日本国大使館のサイトにて最新の情報をご参照ください。
✔ 参考サイト:在イタリア日本国大使館
★ 2022年5月1日以降、イタリアへの入国はデジタル旅客位置情報フォーム(dPLF)の登録が不要になりました。(COVID-19グリーン証明書を提示できない方のみ、
詳細はこちらからご確認ください。

イタリアで認められるワクチン接種証明書には期限がある!
COVID-19グリーン証明書の1つである「ワクチン接種証明書」は、接種完了からの期限が定められています。特に注意が必要です。
入国時と現地滞在時で有効とされる期限が異なります!
認可されたワクチンを2回接種された方の場合、
- イタリア入国時に提示が必要なワクチン接種証明書は、接種完了後9か月以内
- イタリア国内で各種活動の際に提示が必要なワクチン接種証明書は、接種完了後6か月以内
⇒ そのため、実質はワクチン接種完了後6か月以内のワクチン接種証明書の持参を!
現状は、ブースター接種(3回)の有効期限は無期限です。
なお、日本の自治体が発行するワクチン接種証明書が有効とされています。

現地到着後の流れは?
イタリア到着後、空港では特に特別な手続きはございません。
空港にて、渡航前に取得した下記の書類の確認が行われます。
- COVID-19グリーン証明書
先述の通り、上記の提示で入国後の隔離はなく、イタリアの滞在が可能です。

イタリア滞在時に注意すること!
イタリア滞在時に注意することは2つ!
- マスク着用義務
- グリーンパス、スーパーグリーンパスの提示
まずは、マスク着用義務についてです。
飛行機や高速列車、劇場、コンサートホール、スポーツイベントでは、「FFP2マスク」の着用が義務付けられています。
日本ではなじみのない「FFP2マスク」ですが、イタリア国内では、薬局などで販売され、入手しやすいようです。
また上記以外の場所でも、全ての屋内の場所ではマスク着用が推奨されています。(サージカルマスクでも可とされています。)
一部の場所では、マスクの指定がございますので、事前の準備と注意が必要です。
★FFP2マスクの着用義務は、2022年6月15日まで延長されています。
マスクの着用が義務付けられる場所の詳細に関しては、下記からご確認ください。
✔ 参考サイト:在イタリア日本国大使館

グリーンパスとは?
続いて、グリーンパス・スーパーグリーンパスの提示についてです。
イタリア国内で活動の際には、スーパーグリーンパスあるいは、グリーンパスの提示が求められます。
日本からの渡航者は、それぞれ下記の書類が代わりとなります。
【スーパーグリーンパス】
初回接種サイクル完了から6か月以内のワクチン接種証明書(ブースター接種は無期限有効)もしくは、COVID /19から回復(治癒)した証明書所持者
【グリーンパス】
48時間以内の迅速抗原検査または、72時間以内のPCR検査の陰性結果
提示を求められた際に対応できるように、常に携帯が必要です。
★ 2022年5月1日以降、イタリア国内では、グリーンパス・スーパーグリーンパスの提示は、病院や老後施設などの訪問以外は、不要となりました。
(イタリア入国の為には提示が必要です。)

現地でコロナの症状がでた場合の対処法
現地でコロナに感染した場合や自覚症状があるときの対処についてです。
- コロナに感染した場合
現地でコロナに感染した場合は、イタリア保健省から連絡が入り、その指示に従うようになります。
- コロナの自覚症状がある場合
加入している保険会社へ連絡し、指示をもらうことをお勧めします。
そのため渡航前に、海外旅行傷害保険の加入、そして保険対象の範囲を確認することをお忘れなく!
イタリア国内で検査を受けたい場合には、薬局などで迅速抗原検査が受けられます。検査には事前予約が必要な場所も多いですが、簡単に検査結果が取得できます。
※迅速抗原検査は、日本帰国時に取得が必要なPCR検査とは異なりますのでご注意ください。

日本帰国時に注意すること
日本へ帰国の際の注意事項です。
日本からの帰国の際は、出国前72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書の取得が必要です。
有効な検査方法と指定されたフォーマットで用意しましょう。
そのほかには誓約書の提出、アプリの登録、質問票の提出が必要となりますが、日本に入国する前に、アプリ上で検疫手続きの一部を事前に済ませることができます。
2022年4月現在、日本入国後、空港での手続きに時間を要しています。そのため、「ファストトラック」をぜひご利用くださいませ。
✔ 参考サイト:厚生労働省「水際対策に係る新たな措置について」
✔ 参考ページ:「現在の日本水際対策のポイント」

ミラノサローネ2021年の様子は?
ここまでは渡航の流れについて話をしてきました。
ここからは、2022年6月7日から開催予定のミラノサローネ2022についてです。
まずは、コロナ渦で開催されたミラノサローネ2021年の様子です。
来場者数・出展社数はコロナ前に開催された2019年度の約6分の1となりましたが、デジタルプラットフォームの活用などの新しい試みもございました。
また、安全面も配慮されての開催となりました。

2022年開催のミラノサローネの特徴
2022年は、記念すべき60回目の開催となります。
今年の特徴は、世界で注目されている「サスティナビリティ」をテーマにしたスペースやイベントが多く取り上げています。
2021年に引き続き、オンラインとのハイブリッドでの開催を予定しています。

HISソリューションの一部をご紹介
HISでは、安心してミラノサローネ 2022にご参加いただくためにランドパッケージを販売しています。
✓ ホテル・空港~ホテル間往復送迎、3回入場券付きセットプラン
✓ 滞在中は現地支店が安心の24時間安心サポート
お客様のご都合にあわせて、航空券の手配も承っています。
詳細は下記をご確認くださいませ。
全編は、アーカイブ動画で確認することができます!
現在のイタリアの現状を、少しだけでも理解いただけたでしょうか。
このコラムでお伝えできない詳細は、是非セミナーの全編動画をご視聴ください!
今後も海外渡航の現状をお伝えするセミナーを実施して参ります。
皆さまのご参加お待ちしております。
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